脱ステロイドについて、あまり深く理解しないままに開始してしまった私。
なぜステロイドがよくないのか、ステロイドは身体にどういう働きをするのか、
そういったことについても、それほどわかってはいませんでしたし、脱ステを開始してからはそんなことを考える心の余裕すらなかったんです。
でも、アロマと出会い、私のアロマの師匠と出会い、
身体の仕組みについても理解しようと思えるようになりました。
そこから、私の生活も少しずつ変わっていきます。
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アロマとの出会い
何気なくfacebookを見ていたときにタイムラインに流れてきた投稿が、
のちに私のアロマの師匠となる女性のブログ記事をシェアしたものでした。
そこに、「脱ステ」の文字があったんです。
脱ステに関する情報は常に意識して見ていたのですが、
東京や大阪、名古屋など、大都市にいる人の発信が多く、
それまでは、気になる人を見つけたとしても、セミナーなどで会いにはいけないなーって思っていたんですが、
そのブログ記事を書いた人は、なんと近所に住んでいる人だったんです!
これは運命だ!
絶対に会いにいきたいと思い、すぐにメッセージを送りました。
その人は、メディカルアロマという分野で、
代替医療としてのアロマテラピーにも取り組まれている方。
初めてお会いしたときには、
身体の仕組みやアロマの使い方について、お話を聞きました。
日々身体に取り込んでいる食べ物や、
日々身体に触れている洗剤・シャンプーなどについても話してくださりました。
それまでは、
本当にただただ日々が過ぎていくのを待ち、
ただただ身体が少しずつ回復していくのを待ち、
という生活で、
自らが何かしら動くということはなかなかできていなかったけど、
(しばらくウォーキングをしていた時期はあったんだけど)
でも、
アロマの師匠に出会い、
身体の中に入るものの大切さを教えてもらったことで、
そこから少しずつ、
食生活も、日常生活で使うものも、気にするようになっていきました。
アロマの師匠の、
身体は、食べたもの、飲んだものだけでできてるんだよ。
だから、食べるもの、飲むものって、とっても大事なんだよ。
という言葉が、
本当に身にしみました。
これまで、自分の食べたもので自分の身体が作られるって意識したことがなかった。
これまで、自分の身体に負担になるものばかり、たっくさん食べていたのかもしれない。
アロマを少しずつ生活に取り入れる
アロマを使ったことがなかった私は、
まずは、ディフューザーを使って精油(エッセンシャルオイル)を焚いてみることから始めました。
ディフューザーは超音波式がよいということで、シンプルな無印良品のディフューザーを購入。
→無印良品 超音波式アロマディフューザー
アロマオイル(精油(エッセンシャルオイル))は、たっくさんのメーカーから販売されていますが、
品質がまちまち。
日本では、精油は雑貨扱いなんだそうで、
雑貨屋さんに売っている精油は、品質が悪いものもあるんだそう。
でも、メディカルアロマとして使うなら、品質はとっても大事。
ということで、
師匠おすすめのプラナロムの精油を購入することにしました。
精油も本当にたくさんの種類がありますが、
1番使いやすいと言われるラベンダー・アングスティフォリアから。
自律神経を整えてくれたり、リラックス効果があるそうです。
その後、精油(エッセンシャルオイル)の数も少しずつ増やし、
精油を使って、クリームを作ったりするようになりますが、
それについては別記事で書いていきます。
まずは、アロマ関連では、
ディフューザーで精油を焚くことと、
クレンジングと化粧水を変えるということから始めました。
顔もガサガサだったので、あまりメイクはしていなかったのですが、
外に出るときには、アイカラーとマスカラだけとか、最低限のメイクをしていました。
ファンデーションは、脱ステ開始以来、全く塗れる状態じゃなかったし、塗っていなかったのですが。
アイカラーやマスカラは、石鹸で落とせるものに変え、
でも石鹸だけでは汚れ残りに不安があるので、
クレンジング用に、オイルを使用するようにしました。
そのオイルというのが、ホホバオイル。
ホホバオイルは酸化しにくく、安定しているので、
使いやすく、
クリームを作るときのキャリアオイルとしても使われることの多いオイルです。
さらに、化粧水は、ハーブウォーターを使うように変えました。
ハーブウォーターとは、
精油(エッセンシャルオイル)を抽出する際に作られる副産物です。
ハーブなどの植物を水蒸気に当てて精油成分を気化させ、その後冷やすと、
脂溶性と水溶性の2層の液体が出来上がります。
そのうちの脂溶性の部分が精油(エッセンシャルオイル)で、
水溶性の部分がハーブウォーターです。
ハーブウォーターにも微量の精油成分が含まれています。
このハーブウォーターを化粧水として使うようにしたんです。
ハーブウォーターもたくさんの種類があるんですけど、ラベンダーやローズはおすすめです。
脱ステを開始するまでは、高い化粧水や乳液を使っていました。
肌が弱かったから、
できるだけ良いものを使いたいと思っていて、
そうすると、どんどんと値段が高いものを求めるようになっていた気がします。
高いんだから、きっと良いものだろうという基準で、
成分についてはそれほど気にしていませんでした。
でも、アロマの師匠に教えてもらったものは、
全然高価なものじゃないし、成分もとってもシンプル!
ハーブウォーターやホホバオイルを使うようになって、
こんなにシンプルでいいんだっていうことが肌で実際に感じられるようになりました。
毎日ファンデーションをつけていたときには、
毛穴の詰まりが気になっていたけど、
ファンデーションをつけなくなってから、毛穴の詰まりがなくなったんです。
きっと、ファンデーションが肌にずっと残っていたんでしょうね。
それが何年も肌に蓄積されていたと思うとおそろしい・・・
ファンデーションが必要なときもあるけど、
肌につけるものは、どうしても肌には負担がかかってしまう。
そのことを理解した上で、
できるだけ負担の少ないものを選び、
1日の終わりにきちんと落とすということが本当に大事なんだと思い知らされました。
ファンデーションで、肌に負担をかけて、
汚れをしっかり落とすクレンジングで、肌が本来もっている油分まで落として、
ぼってりと化粧水と乳液を塗って。
そんな毎日を送っていたんだと思います。
脱ステ中は、肌がガサガサな期間も多かったですが、
ガサガサがましな時期は、
脱ステ前より、ずっとずっとキレイな肌になりました。
これは脱ステしたからわかったこと。
脱ステは本当に辛いことが多かったけど、
こうやって自分の生活を見直すきっかけもくれたから、良いこともあったんだと今は思えます。
食生活で変えていったこと
食生活に関しても、
アロマの師匠からその大切さを教えてもらってから、少しずつ変えていくことにしました。
まず、最初に始めたのは、調味料を変えること。
それまでは、調味料を買うときには、
原材料なんて気にせず、
スーパーに並んでいる物の中で「安いもの」という基準で選ぶことが多かったのですが、
それを辞めました。
どういうものからできているのか、どうやって作られているのか、
ということを気にするようになり、
これまで使っていた
油を変え、
醤油を変え、
みりんを変え、
料理酒を変え、
味噌を変え、
だしの素を変え(昆布からだしをとるように変え)、
塩を変え、
砂糖を変え。
そんなことをしたら、食費がすごく上がってしまうのでは?
って不安だったんですけど、
でも、できるところから少しずつ変えていき、
その味に慣れてくると、
ご飯がおいしくなったんです。
これは本当に。
もう以前のような調味料には戻れなくなりました。
今では味噌は家で手作りしています。
お味噌屋さんの味噌を買うこともありますが、
やっぱり家のお味噌が1番おいしい!
(手前味噌ですが)
自分たちで作ったからっていうのもあるのかもしれないですけどね。
調味料を変えていったことによって、
体の調子が良くなったとか、
目に見える良い影響というのは、わからないのですが、
でも、毎日のご飯がそれまでよりおいしく感じられるようになりました。
そして、おいしいものを食べることって、
幸せなんですよね。
うちは、夫も子どもたちも、私も、
食べることが大好きですが、
毎日もりもり食べて、本当に幸せです。
きっと体も喜んでいるはず。
まとめ
アロマの師匠と出会えたことは、その後の私の人生にとって、
本当に大きな変化をもたらしました。
食生活が変わったのはもちろん、
身体のしくみについても勉強するようになりました。
身体が喜ぶもの、身体が喜ばないもの、
を考えて選ぶようになったし、
子どもたちも、元気に育ってくれています。
私がアトピーだから、
子どもたちにそれが遺伝しないだろうかということが、本当に不安でしたが、
今のところはそれもなく、(長男が花粉症なのでそれは心配ですが)、
きっとアトピー症状が出たとしても、冷静に対応できるかなと思います。
脱ステをしたことで、
家から全く出られない時期もあり、
何度も心が折れ、
自分自身も本当に辛かったし、家族にも迷惑をかけたけど、
それによって、得たものも大きかったということを考えると、
アトピーも私にとっては必要なものだったのかもしれません。
現在、この記事を書いているのは脱ステ開始から約5年後です。
まだ、アトピー症状は出ているし、
アトピーで悩むことも多いですが、
でも、きっとあのタイミングで脱ステを開始したことは、私の人生に意味のあることだったんだと思えます。
早く痒みのない、キレイな肌になりたいですが、
焦らず、できることを1つずつやっていきたいと思います。
アロマの魅力についても、
書きたいことはたっくさんあるのですが、
これから少しずつ書いていきたいと思います。
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