前回(第2回)の健康相談会の後、自分自身を振り返る時間を多くとっていると、気になることを思い出しました。
それは、学生時代の辛かった体験。
それまで、その体験について忘れていたわけじゃなかったんだけど、ホメオパシー健康相談会を受けるにあたって質問票に記入したときには、そのことが頭から完全に抜けてしまっていたんです。
でも、インナーチャイルドって子どもの頃だけだから、学生時代のことは関係ないのかな?っていう思いもあり、
ホメオパスさんにおそるおそる聞いてみると、インチャは子どもの頃だけではないという答えが返ってきました!
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新たに見つけたインナーチャイルド
私が新たに思い出したのは、学生時代の辛かった体験。
それは当時付き合っていた彼氏とのこと。
バイト先で知り合った2歳上の彼は、独占欲が強く、嫉妬深い人だったんです。
例えば、
過去に付き合っていた彼氏の話を事細かに聞きたがり、でも聞くと不機嫌になったり、
過去に付き合っていた彼氏からもらった腕時計がとても気に入っていたので、着けていたら激怒されて奪われてしまったり、
(私は物には罪はないと思っているので、過去の彼氏からのプレゼントでも気に入ったものだと使い続けるのですが、確かにそれを嫌がる人もいますよね。
だとしても奪うことはないと思うのですが。
たぶん捨てたんでしょうね。)
バイト先で別の男性と話しているところを見られて、不機嫌になったり。
それぐらいならかわいいもんですが、
それがだんだんとエスカレートしていくと、
自分の思い通りにならないときに、自虐に向かうようになっていったんです。
彼が会いたいときに私が会えないと、
怒り出した上に、自虐にはしる。
私の気持ちが彼から離れていっているように彼自身が感じたら、自虐にはしる。
具体的には、
「オレ、もうダメだ」
「オレ、価値のない人間だ」
「オレ、もう死んだ方がいいかもしれない」
「オレ、今包丁持ってる」
「血が出てきた」
なんてことを、電話で言い出す。。。。。。。
今から思うと、
最低なオトコだし、なんでそんなオトコの言うことを聞いていたんだろうと思いますが、
当時は、彼の言うことを信じ、
私が彼を傷つけている。
私のせいで、彼がダメになってしまう。
って思っていたし、
私がなんとかしてあげないとって思っていました。
彼と一緒にいるときにも、
いつ自虐モードに突入するかがわからないので、いつもびくびくしていたし、
自虐モードに入ったときには、ただただ恐怖を感じていました。
とにかく、自分が彼の言うことを聞いて、
自虐モードから脱してあげないといけないと思っていたから、
夜中に
「今から会いたい」
「今すぐ来てくれないと死ぬ」
って言われたら、
親に見つからないようにこっそり家を抜け出して、会いに行ったりもしていました。
もうこんな生活に耐えられない。
もう別れたい。
と思っても、
別れを切り出そうもんなら、彼がどうなるかわからないって思うと、怖くて怖くて、
別れを切り出すこともできない状況でした。
常に彼の顔色を見るような状況。
自分の言いたいことは抑え込み、彼が喜ぶこと、彼の機嫌がよくなることだけを話すような状況。
最終的には、
彼が就職して遠距離になったことで、少しずつ距離を取れ、
別れることができたのですが、
その後もしばらくは、日常生活やテレビの中で「死」という言葉が出るだけで、怖さを感じるぐらい、
恐怖が体に染みついてしまっていました。
そのときに自分で抑え込んだ感情は、
自分の中で消化しきれておらず、ずっと心の奥底に沈められたままだったんだと思います。
誰にも相談できず、
ただただ恐怖を感じていたあのときの私。
その出来事を思い出したとき、
そのときの私の感情を解放してあげたいと感じました。
そこから過去とつながった
私が思い出した学生時代の辛かった体験。
そのときに感じていた感情はたくさんあるんだけど、
その中でも、
「自分のせいで彼氏がいなくなってしまう」
という感情。
それは、過去、私が子どもの頃に感じた感情と似ているのかもしれないということに、
ホメオパスさんに気づかせてもらいました。
「私が悪い子だから、お母さんがいなくなってしまう」
そうやって、
自分のせいにしてしまって、
自分がいい子でいれば大事な人がいなくならないと思い込んで、
自分の感情は抑えこんでしまう癖がついてしまっていたのかもしれません。
そのことに自分で気が付くために、
あの彼を引き寄せて、
あんな辛い体験をしたのかもしれません。
でも、彼とつきあっているときには、
そんな自分自身の心の声に気が付くことができず、
うやむやのまま、今まで過ごしてきてしまったのかもしれません。
インナーチャイルドは今も日々の生活の中で生まれているのかも
「インナーチャイルド」という名前から、
子どもの頃に抑え込んだ感情だと思い込んでいましたが、
ホメオパスさんに聞いてみると、
なにも子どもの頃のことだけではないそうです。
抑え込んだ感情があれば、大小はあるけど、インナーチャイルドはできてしまうそう。
だから、今も、日々の生活の中で、
インナーチャイルドが生まれている可能性はあるんです。
「ストレス」という、
便利な言葉がありますが、
ストレスが溜まるということの1つに感情を抑えこんでいるというのも含まれるのかもしれないと思います。
ストレスが溜まると、体調を崩すというのは、
多くの人が体験しているだろうし、
体験していなくても、イメージができることだと思います。
だから、心と体がつながっていること、
心の状態が体の状態に影響を及ぼすことは、
多くの人が頭ではわかっていることだと思います。
私もそうでした。
頭ではわかっていました。
でも、自分自身のことについては、
ストレスは溜まっているかもしれないけど、
心が病んでいることもないし、問題ない。
なんて、勝手に思ってしまっていました。
でも、今回の相談会の中で、インナーチャイルドは今も生まれている可能性があるんだよ、という話を聞き、
自分のことを、もっと大事にしたいと感じたんです。
自分は弱くないと思い込んでいる部分があったけど、
でも、自分の感情を抑えこんで我慢してきたことはいっぱいあったかもしれない。
それは、消化しきれずに、自分の体に溜まっていたのかもしれないと思うと、
もっと自分の心を大事にして、抑え込んできた感情は、出してあげたいと思えたんです。
まだまだこれから少しずつ、ということになりますが、
自分を守れるのは自分だけ。
そして、自分が元気じゃないと、
大事な人を守ることもできないかもしれない。
だから、
自分のことを、
体も心も、1つずつ見直していって、元気にしてあげたいと感じました。
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