経産婦の陣痛の始まりや間隔の狭まり方は初産婦のときと違う?

妊娠・出産

経産婦だと、陣痛が始まってから出産までが初産婦のときよりも早くなるとよく言われます。
私自身、3人の子どもを産み、現在4人目の妊娠中ですが、
過去3回の出産を振り返ると、陣痛開始から出産まではどんどんとスピードアップしています。
経産婦の陣痛から出産までの経過は初産婦のときとどう違うのか、私の経験をご紹介します。

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経産婦の陣痛の始まりから間隔が短くなっていくスピードは初産婦と違う?

私の場合、これまで3人を出産していますが、
陣痛の始まりから出産までの時間は、
産むたびに早くなっています。

具体的には、
1人目は入院から出産まで約3日間!!!

2人目は入院から出産まで約12時間。

3人目は入院から出産まで約3時間。

1人目のときは微弱陣痛が続き、なかなか強まらず、
結果的に3日もかかってしまったんです。

最終的には体力が落ちすぎて、吸引で生まれてきました。

その経験を踏まえて、
というか、そのときの経験がトラウマともなり、
2人目のときには、陣痛が始まり入院した後も、
病室でずっと動き続けていたんです。

動いている方が陣痛が進むと言われていたので。
とにかく、1人目のときのように苦しむのは嫌だという思いが強くて、
陣痛で痛みがあるときにも必死で動いていました。

その結果、
陣痛間隔15分ぐらいのときに入院し、
その後、すぐには間隔が短くならなかったのですが、
ずっと病室内を行ったり来たりしているうちに、
少しずつ間隔も短くなり、
痛みも増し、
入院から12時間程度で生まれてきてくれました。

そして、3人目のときには、
同じく陣痛間隔15分ぐらいのときに病院に行ったのですが、
病院に着くと、どんどんと陣痛間隔が短くなっていき、
一気にお産が進み、3時間後には出産。

3人目のときには、陣痛が始まってから動き回るなんてことをする余裕もなかったですね。

経産婦は、初産婦のときに比べ、
陣痛開始から出産までの時間が早くなるとよく言われますが、
私の場合、まさにそれが当てはまっています。

産む度に早くなっていくっていう。。。

現在4人目妊娠中ですが、
4人目は一体どれだけ早く生まれてくるのかとひやひやしています笑

私の場合は、
陣痛が始まってから、陣痛の間隔が短くなっていくスピードも、
陣痛が始まってから、出産までの時間も、
産む度に早くなっていっていますが、
必ずしもそうではないようです。

2人目のときの方が時間がかかったという人もいます。

陣痛間隔の狭まり方も、
1人目のときと2人目のときとで同じような経過をたどる人もいれば、
そうでない人もいるようです。

本当にお産は、十人いれば、十人とも違うものだし、
母が同じでも、赤ちゃんによって違うものなんだと思います。

ただ、経産婦の方が初産婦よりも陣痛開始から出産までの時間は早くなることが多いので、
早くなると思って準備をしておく方が安心ですね。

経産婦の陣痛の痛みは初産婦と違う?

次に、陣痛の痛みについてです。
2回目だったら、初めてのときよりも痛みはましなんじゃないか?って期待してしまいますよね。

でも、ご期待を裏切ってしまうようですが、
痛みは同じでした。

あくまでも私の場合は、ですが。

1人目を産んだ直後は、
陣痛の痛み、出産の痛みが強烈に体に残っているので、
もう二度と出産したくないなんて思っていましたが、
しばらくすると、陣痛の痛みも出産の痛みも記憶から少しずつ消えてきたんですよね。

さらにときが経つと、
もう1回ぐらい産めるかも、なんて思ってきて。

陣痛の痛みも出産の痛みも、きっと耐えられる、大丈夫、って不思議と思えるようになったんです。

そんな状態で2人目を妊娠し、
臨月になり、
いざ陣痛が始まると、
なんと!思い出しました。1人目のときの陣痛の痛みを。

あーーーそうだった。こんなに痛いんだった。
そうだそうだ。陣痛ってこんな痛みだった。
って。

もちろん、
2回目なので、経験済みのことなので、
「経験したことのない痛み」という恐怖はありません。
そういう意味では、
初めての出産のときよりも、心構えができる分、心に余裕は生まれるかもしれませんが、
陣痛の痛み自体は、
ましになることはなかったですね。

初産婦のときと同じように痛かったです。

もしかしたら、2回目の出産の方が痛みがましだったという人もいるのかもしれませんが。

経産婦の出産は初産婦と違う?

最後に、出産についてです。
陣痛が進み、赤ちゃんが生まれる瞬間は、初産婦のときと、経産婦のときと違うのかどうか。

これに関しては、
私自身の感覚としては、ちょっと違うように感じます。

1人目の出産のときは、
赤ちゃんのことなんて考える余裕はなく、
ただただ痛みに耐えながら助産師さんと先生に言われるがままに、という状態だったんです。

2人目の出産のときも、
どちらかというと、1人目と近い感じだったのですが、
1人目のときには吸引で生まれたので、自分で産んだという感覚はあまりなく、
先生に引っ張ってもらったという感じだったのが、
2人目のときには自分で産んだという感覚を味わいました。

そして、3人目の出産のときに、
ようやく赤ちゃんのことまで考えて産めたんです。

赤ちゃんも出てこようとがんばってるって。
私もがんばるから、赤ちゃんも一緒にがんばろうねって。

3人目の出産のときには、和室の分娩室で出産したのですが、
上の子2人も立ち会ってくれていたので、
その子たちの前で、
痛いーー痛いーーーって叫べないっていうのもあったんですが。

お兄ちゃんもお姉ちゃんも待ってるよ。がんばって出ておいでって思えました。

そして、お産が進む経過についても経験済みなので、
あ、破水した。
あ、頭が出そう。
あ、頭が出た。
っていうのがわかるんですよね。

それがわからずに、ただ助産師さんと先生に言われるがままの状態と比べると、
全然心の余裕が違います。

出産は赤ちゃんとの共同作業だって初めて感じられたんです。
一緒にがんばったんだって感じられたんです。

痛みは同じですけどね。

まとめ

全く同じ出産なんてないし、
経産婦だから大丈夫なんていうことはないけど、
でも、一度経験したことがあるというのは、大きな違いだと思います。

痛みは同じだけど、
心の余裕があるだけで、本当に違う。

正直、1人目のときは出産ってすばらしいなんて思えなかったんですけど、
3人目のときは、
なんてすばらしいんだろうって思えたんです。

出産って、
命がけだし、本当に大変なことなんだけど、
でも、女性にしか経験できないとっても貴重な経験。

なかなか出産を楽しむなんてことはできないかもしれませんが、
でも、少しでも赤ちゃんとの共同作業を、
赤ちゃんを感じながらできると幸せですね。

痛みは絶対にあるので、
そこは耐えなくてはいけないですが、
赤ちゃんを感じられるだけで、
痛みが和らぐ気がします。

痛みを怖がりすぎず、
赤ちゃんと一緒にがんばりたいですね。

この記事を読んでくださっている方も、
とっても幸せなお産になりますように願っています。

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