子どもを怒ってしまった後のフォローはどうすればいい? 怒らない子育てをしたいのに怒ってしまう

育児

子どもたちと布団に入ったとき、
あー今日は怒りすぎちゃったなーって思うこと、ありませんか?
それが続くと、自分は母親失格なのではないかと思ってしまったり。
どうすればいいのかわからなくなってしまったり。

子どもに対して怒ってしまった後、フォローをどうすればいいのか、3人の子どもを育てている私の実体験をご紹介します。

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子どもを怒ってしまうとき

叱ると怒るとは違うと言われますが、
叱る・怒るというレベルではなく、
ただただ自分の中のイライラが外に出てしまって、ちょっとしたことで子どもを怒ってしまうこと、ありませんか?

私はあります。

普段なら、怒るようなことではないことも、
自分のイライラのせいで、怒ってしまったり。

例えば、宿題をせずに遊んでいるようなとき、
普段なら、
「遊ぶのは宿題が終わってからでしょー」
と言うぐらいなのに、
「宿題終わってないのに、なんで遊んでるのー!!」
って怒ってしまったり。

自分でもイライラしているのを感じながらも、一旦怒り出したら自分の感情を制御できなくなり、
そのまま怒ってしまい、
時間が経って冷静になったとき、後悔してしまう。

私はよくありました。そして今もあります。

怒らない子育てが正解?

怒らない子育てが良いと大きく言われるようになり、
「怒ることは悪」のような風潮が一般的になりつつあるように感じます。

ひと昔前までは、恐い父親がいて、両親の言うことは絶対というような家庭が一般的だったのに、
友達親子なんていう言葉まで出てきていますよね。

時代は変わったのでしょうけど、
怒らない子育てが本当に正解なのでしょうか。

私自身は、
怒らずにいられるなら、その方が親にとっても子どもにとってもハッピーだと思っています。

もちろん、怒ると叱るは違うので、
子どものわがままを全て受け入れようというわけではなく、
叱るときには叱る。
でも、感情にまかせて怒らずにいられるなら、という意味です。

ただ、親も人間。私ももちろん人間。
怒らないでいられないこともあります。

怒らない子育てでは、感情的に怒ってはダメだと言われますが、
感情的に怒ってしまうことも、あると思うんです。

そして、そういうことがあってもいいのではないかと思います。

親と子も、人と人。

人と人とのコミュニケーションでは、納得できないこともあるし、
理解できないこともあるし、
それが普通ですよね。

その中で、それぞれがコミュニケーションをとる術を学んでいく。
それは親子であっても同じではないかと思うんです。

だからと言って、毎日毎日感情的に怒ってもいいと思っているわけではありません。

そんなことをしたら、子どもはきっといつも親の顔色をうかがうようになってしまうだろうし、
常にびくびくした状態になってしまうだろうし、

そもそも怒るのにもエネルギーがいるのだから、怒っている本人も疲れ果ててしまいそうです。

感情的に怒ることは少ない方がいい。

でも、怒ってしまったから自分は母親失格だなんて思わなくていいのではないかと思います。

そういう日があったのなら、
自分が落ち着いたときに、子どもにそう素直に言えばいいし、
なぜ感情的に怒ってしまったのかを考えて、そうならないようにしたらいいだけ。

怒ってしまい、そんな自分がイヤになり、
でもまた怒ってしまい、どんどん自分がイヤになり、という悪循環に陥ってしまうことが1番こわいことではないかと思います。

子どもを怒ってしまったらどうしたらいい?

私が、子どもを怒ってしまったとき、
少し冷静になって、あー怒ってしまったなーと思ったとき、
そんなときには、
ただただ子どもを抱きしめます。

体のふれあいってとっても大事だと思っていて、抱きしめるだけで子どもがふっとやわらかくなることも多いです。

「手当て」という言葉があるように、子どもがお腹が痛いときに、お腹を手でさすってあげるだけで、お腹の痛みがやわらいだりもします。

それほど、体が触れ合うことって心にも体にもいい影響を与えると思っているし、抱きしめることは本当に大事にしています。

あとは、
「さっきは怒ってごめんね。」と素直に謝ること。

子どもはちょっと照れくさそうにすることもありますが、
ちゃんと謝ることで、
自分もちょっとすっきりしますし、子どももお母さんが自分のことを想ってくれていると感じてくれるようです。

そして、
場合によっては、怒ってしまった原因となったことについて、子どもと話をします。

例えば、
宿題をせずに遊んでいて、それに対して怒ってしまったのなら、
「なんで宿題終わってないのに遊んでたの?」って聞いてみる。

すると、子どもなりの答えがあることがあるんですよね。

もちろん、何も理由がないこともありますよ。

でも、宿題をしようと思ったら、宿題をするために必要なドリルを学校に忘れてきちゃったなんていう、
どうしても宿題ができない理由があることもあるんです。

もしそうなら、「宿題しなさい!」って怒ったところで、
何も解決しませんね。

(それ以前に、ドリルを持って帰るのを忘れてしまったことについて、話をしないといけないでしょうけど。)

理由がわかれば、怒る必要なんかなかったなーって思えるし、
次に同じようなことがあったときに、まず宿題をしない理由を聞くということもできるようになるかもしれません。

また、
子ども自身も冷静じゃなくなってしまっているような場合、
例えば、何かの拍子に機嫌が悪くなってしまい、そのまま大号泣、
親としては何が原因で機嫌が悪いのかもわからないし、なんで泣いているのかもわからず、
子どもに泣いている理由を聞いても何も答えない。

そんな場合でも、
ご飯の時間、お風呂の時間など、次の行動をしてほしいときはあり、そうすると、
「泣いていてもわからないーー!!」
と怒ってしまったり。

そんなときには、時間をおいて、お互いに冷静になったときに、
「あのときは何で泣いてたの?」と聞くと、
ちゃんと話してくれることもあります。

きっと子ども自身もパニック状態なんでしょうね。

子どもも冷静になって話してくれるので、お互いに、じゃあそんなときにはこうしたらいいかもねーって話ができたりします。

そのように、私自身は、子どもに怒ってしまった後は、
抱きしめる、
謝る、
をすることで、
子どもに、嫌いで怒ってるんじゃないんだよ、大好きだよ、怒ってごめんね、と伝えることが多いですが、
怒った後のフォローは自分に合うやり方で、やっていけばいいのだと思います。

もちろん、できない日もあるでしょう。
でも、できない日があったとしても自分を責めないで。

次にご紹介する、まずは自分を整えるということをやってみてください。

まずは自分を整えよう

怒りたくないと思っているのに、どうしても怒ってしまう。
その原因っていくつかあると思いますが、
その中でも、「自分自身が不安定」というのは、大きいのではないかと思います。

例えば、
体調が悪く、朝からずっと頭痛が続いているようなとき。
そんなときに子どもたちの兄弟ゲンカが始まると、
イライラMAXになり、怒ってしまったり。

また、仕事でうまくいかないことがあり、悩んでいるときには、
子どものちょっとしたわがままが許せなかったり。

自分自身が心も身体も元気な状態だと怒りにまでならないことも、
少しでも心や身体が弱っていると、怒りになってしまったり、イライラになってしまったりすることもあると思います。

だからこそ、まずは自分自身の心と身体を整えることが、とっても大事。

母はどうしても自分よりも家族を優先しがちで、
無理もしてしまいがちで。

でも、
家族の生活を支えているのは、

家事をするという意味だけではなく、
家族の雰囲気も含めて、家族の真ん中にいるのは母だと思うんです。

真ん中にいるという表現が少し違うかもしれませんが、
母が家族に及ぼす影響って、良くも悪くも本当に大きい。

だから、母である自分自身を癒すために、力を注ぐことは必要だと思います。

自分のために時間やお金を使うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、
自分のために時間もお金を使うことで、
自分自身が整い、そしてそれが家族のためになると思えば、
少し抵抗は少なくなりませんか?

例えば、
着たい服も買えない。
毎日同じ服ばかりでいやになる。
って毎日不満を言っているお母さんが、
お気に入りのワンピースを買って、そのおかげでお母さんの笑顔が増えるなら、

夕食のメニューの肉野菜炒めがもやし炒めに変わっても、全然問題なくないですか?

お母さんの笑顔が増えるだけで、家族のハッピー度が増す気がしませんか?

無理に笑顔でいようとするんじゃなくて、
自然に笑顔が増えていくように、

家族のためにも、まずは自分が心も身体も元気な状態でいられるようにすることが大切だと私は思います。

まとめ

どれだけ怒っても、子どもにとっては、たった1人の母親。
子どもはお母さんのことが大好きだから、いくら怒られても大好きアピールをしてくれますよね。

子どもはお母さんからの愛をいっぱい感じたくて、お母さんの気を引こうとして、わざと悪いことをしたりもします。

そんな子どもの強すぎる愛を受け止めきれなくて、つらくなることもあるけど、
それだけ愛してくれる存在なんて、きっと子どもしかいないし、
それだけ自分を必要としてくれる人がいるということは幸せだなと感じます。

怒ってしまうこともあるけど、
でも、それで自分を責めてしまわず、
自分のことも大事にしながら、子どもたちと幸せな関係を築いていけたらハッピーですね。

そんな風に私も毎日を過ごしていきたいと思います。

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