脱ステ開始から3ヶ月目に第二次リバウンドが始まり、
そこから少しずつ良くなっていたのに、
8ヶ月目で再びリバウンド症状がひどくなりました。
第三次リバウンドです。
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脱ステ開始から8か月目の状態
もうこのまま治っていくんだと思っていたときに、突然始まった第三次リバウンド。
体の辛さよりも、
まだ治らないんだ、また外に出られない、という精神的な辛さの方が大きかったです。
赤み・湿疹
リンパ液が出るようなことはなかったのですが、
顔など赤みがひどく、皮膚もガッサガサの状態。
しかも、この時期、大学時代の親友の結婚式があったんです。
その親友は私の結婚式のときに、二次会の司会をしてくれていました。
今回は私に二次会の司会をしてほしいとお願いされ、
体調面で不安があったものの、
お願いされたときはまだましな状態だったので引き受けることにしていました。
それなのに、こんなタイミングで悪化するとは。
見た目がかなりひどかったので、
二次会の準備はするけど、
当日は欠席されてもらおうかと当日までかなり悩みましたが、
親友にとって、一生に一度のとっても大事な結婚式。
行かずに後悔するより、行って後悔する方がいいと思い、
なんとか結婚式、二次会とその場にいることができました。
家に帰ったら、
一日中、掻くのを我慢していた反動で、
かなり大変なことになりましたが。
ウェディングドレスを着て、とてもキレイな親友と、
ガサガサの肌で真っ赤な顔の私。
そのときの写真を見返すと辛くなります。
もう少しましな時期もあったのに、と。
痒み・落屑
痒みと落屑もひどかったです。
全身ボロボロの状態。
2回の大きなリバウンドに耐えた後の、3回目のリバウンドで、
心は完全に折れてしまいました。
一体、いつまで耐えれば、普通の皮膚に戻れるのか。
高望みはしない。
ただただ、普通の生活がしたい。
そう思っていました。
標準治療(ステロイド治療)の病院に行ってみた
脱ステロイドという治療に、心が折れてしまった私は、
標準治療(ステロイド治療)の病院に行ってみることにしました。
近所で、とっても有名な皮膚科があり、
あそこの病院はいいらしいよ、と評判だったんです。
その病院で、
ステロイド治療について、
そして脱ステロイド治療について、
聞いてみようと思いました。
予約制度のない病院で、
朝一に順番を取りに行っても、
診察時間は正午近く。
という、かなり混んでいる病院。
その病院の先生に、アトピーのステロイド治療について聞いてみました。
アトピーはステロイドで治るんでしょうか。と。
その先生が言うには、
ステロイドでは治らない。
ステロイドで症状を抑えながら生活習慣を改善してアトピーを治していくしかない。
とのこと。
これまで、
ずっとステロイドを使い続けて、どんどん酷くなっていくような人はいなかったんですか?
と聞いてみると、
そういう人はいない。
というか、そういう人はうちの病院に来なくなるからわからない。
との答え。
この答えに驚きました。
ステロイド治療を行っている病院の先生が、ステロイドでは治らないと言いきってしまうということ。
そしてステロイドで治らない人は病院を変えるからその後のことは知らないという無責任感。
それでも、いつも患者さんでいっぱいで、
その患者さんにステロイドを処方し続けているということに。
生活習慣の改善って、全く簡単なことではなく、1人1人状況なんて全く違うのに、
患者さん1人1人に合わせて生活習慣の改善の提案をしているわけでもなさそう。
3度目のリバウンドで、心が折れてしまい、
もう脱ステを離脱しようかとも思っていた私にとって、
この先生の答えは衝撃的すぎて、
やっぱりステロイドには戻れないと強く思うきっかけとなりました。
まとめ
脱ステ開始から、かなり辛い状態を経験し、
少しずつよくなってきたところで、
再び悪化すると、
本当に精神的に辛く、
もう治らないのかもしれない
一生このままかもしれない
普通の生活には戻れない
と、
何度も何度も考えました。
ただただ、日々が過ぎていくのを待つだけ。
ただただ、毎日を生きているだけ。
皮膚を切り裂けば、痒みはなくなるのかな、なんていうことも、
毎日のように思っていました。
いつまで耐えればいいのかわからないことが辛く、
いつ終わるのか誰か教えてほしい、
と思いながら、
なんとか今日も耐えられた、
次の日もなんとか耐えられた、
と、1日1日を過ごしていました。
きっとよくなる日がくるはずだと信じて。
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