脱ステロイド経過 – 脱ステ開始から1年 –

アトピー

脱ステ開始から1年が経ち、ようやく心も体も落ち着いてきました。
正直、開始前には、
まさかこんなに時間がかかるなんてことは全く思っておらず、
リバウンド症状が出ても、きっと数ヶ月でよくなるだろうと楽観的に思っていました。
でも、現実にはこれだけの期間がかかったんです。
脱ステ開始から1年が経過した頃の状態について、書いていきたいと思います。

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脱ステ開始から1年 体の状態

脱ステ開始から1年が経過し、
ようやく心も体も落ち着いてきました。

全く外に出られない時期も乗り越え、
この頃には旅行にも行けるぐらい回復。

症状が出たりおさまったりと波があるものの、
調子の良いときには、
一見アトピーとはわからないぐらいにまで回復しました。

症状が出たとしても、
赤くなり、ガサガサになり、皮がむけてキレイになる
というサイクルが1~2週間程度で終了するぐらい、よくなってきたんです。

ただ、手と首だけは、
常に肌荒れの状態が続きました。

それ以外の部分は、
赤みも湿疹もない時期があるのに、
手と首だけは、何も荒れていないキレイな状態になる時期がないという感じ。

毎日の家事があるので、手荒れについては仕方がないのかなと諦める気持ちもありましたが、
首もずっと治らないのは、辛かったです。

首がガサガサだと、老けて見えるしね。

でも、
脱ステ前は、常に体のいろんなところに湿疹がある状態だったことを考えると、
かなりの進歩!

そう思って、前向きに考えられるようにもなりました。

脱ステ開始から1年経って感じること

脱ステ開始と同時に、
酷いリバウンド症状にみまわれ、
とにかく人に見られたくなかった時期が長く続きました。

家にずっとこもっていた時期も長かったし、
ようやく外に出られるようになっても、
常に人目を気にして、
できるだけ湿疹が出ている部分が隠れるような服を着て、
できるだけ人と関わらないように、声をかけられないように、
人を避けるクセがついてしまいました。

それぐらい、自分の見た目がイヤだったんです。

もっと自分に自信を持ちたい。
人に見られても平気になりたい。
以前の自分に戻りたい。

そう、何度も思ったけど、
どうしても見た目が気になって、人から見られるのを避けてしまう。

早く普通の肌になりたい。

そう願い続けてきた1年だったと思います。

脱ステをしたことで、
失ったものもたくさん、
得たものもたくさん。

脱ステをしてよかったかと聞かれると、
よかったと思いますが、

もし、脱ステ前に、リバウンド症状がおさまるまでに1年かかるということがわかっていたとしたら、脱ステに踏み切れたかと聞かれると、
できていなかったと思います。

あまり深刻に考えず、
きっとすぐによくなると楽観的に考えていたからこそ、
脱ステをしようと決意できたし、

リバウンド症状がひどいときにも、
きっともうすぐよくなると思って、耐えることができたように思います。

こんなに長い時間がかかるとわかっていたら、
耐えられなかったかもしれません。

本当に長く辛い1年だったんですが、
1年経って感じることは、
これだけ辛い経験をしたんだから、この経験を無駄にしたくないということ。

脱ステをすることによって、
得た知識、
得た考え方、
そういったものをちゃんとこれからの生活に活かしていきたいということ。

ステロイドを塗ってきた期間が約10年。
こんなにひどいリバウンド症状が出たということは、この10年の間に、体にかかってきた負担はきっととっても大きなものだったんだろうと感じます。

ステロイドだけではないんですけどね。

ステロイドを含め、体に負担をかけていたものたちを体から取り除くためには、
とても時間がかかるのは仕方のないこと。

その現実をこのタイミングで知れたことは、
子どもたちの子育てにとってもよかったと思うし、そう前向きに考えられるようになったことは、自分の中でよかったことです。

あのとき、脱ステしていなかったら、
その後、いろいろと体について調べることもなかっただろうし、
そうしたら、子どもたちにも、体に負担がかかってしまうようなことをたくさんしてしまったかもしれないから。

まだ辛いこともあるけど、前を向いて、
自分の体を大切にしていきたいと思います。

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