脱ステロイド経過 – 脱ステ開始5年目 第四次リバウンド –

アトピー

脱ステ開始から約1年で、かなり落ち着いた肌になることができ、
そこからの約3年間は、「普通」の生活ができるようになり、このまま治っていくものだと思っていました。
なのですが、
5年目の春に再び悪化したんです。

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脱ステ開始5年目の体の状態

脱ステ開始し、5年目となった春。
2月の終わり頃に急に悪化が始まりました。

それが、第四次リバウンドなのか、それともただのアトピーなのか、
もしくは、これまではなかった花粉症を発症し、それが皮膚炎となって出てきたのか、

なぜ突然悪化が始まったのかは今もわからないのですが、
とにかく悪化は始まってしまいました。

症状が出たのは、手と首とおでこ。

ずっと治りきっていなかった手と首。
そして、ちょっと調子が悪いときにはガサガサになることがあったおでこ。

その3か所で、
湿疹が出て、痒みもひどく、ガッサガサの肌になっていきました。

手は甲がひどかったのですが、
水に触れるだけでもとても辛く、家事もままならない状態。

夜も痒くて眠れないし、

なんで?なんで?なんで?

と、くりかえす日々。

もうリバウンド症状は終わったはずなのに、なんでまた苦しまなくちゃいけないの?
って、思っていました。

しかも、その春は、長男の保育園卒園と小学校入学があり、
卒園式、入学式に行かなくてはいけない。

でも、手も首もおでこも、隠せない場所なので、
ガサガサの真っ赤な肌の状態で、式に出席しなくてはいけないことがとっても辛かった。

リンパ液(滲出液)が出るほどではなかったので、
リバウンド症状が1番酷かったときと比べたら、
全然平気なぐらいの症状だったけど、
でもやっぱり、もう終わりだと思っていたのに、急に症状が現れるのは精神的にキツかった。

まだ終わりじゃなかったんだっていう思いと、
もしかしたら、これがずっと続くのかもしれないという思いと。

でも、あの1番辛い状態を耐えられたんだから、今回もきっと大丈夫なはずだと信じて、
とにかく耐えました。

結果、
3か月ほどで症状はひいていったんです。

それ以降は、次の春まではまた大きな症状などはなく、平和な日々を過ごせました。

どこにも大きな炎症や痒みがなく、
「普通に」生活できることがどれだけ幸せなことなのかということを、
「健康」ということがどれだけ大切なのかということを、
脱ステを開始してから学んだ気がします。

みんな身体のどこかしらに不安があり、
きっと、身体のどこにも不安なところはないです、っていう人はいないと思うけど、

(例えば、
頭痛持ちとか、
お腹こわしやすいとか、
血圧高いとか、
多汗症とか)

持病って言ったらいいのかな、
そういう1人1人が持っている身体の不安な部分って、
誰かに頼ったり、何かに頼ったりしているだけでは、治らないんだなーって思うようになりました。

例えば、
私はずっとアトピーを治すことを、
お医者さんに頼っていたし、
薬に頼っていたし。

自分で治そうという気持ちがあんまりなかったように思います。

でも、脱ステして、
結局治すのは自分しかいないということを身に染みて感じ、
自分の身体は自分で治すんだと思えるようになりました。

もちろん、辛くて辛くて誰かのせいにすることもあるし、
それが悪いことではないと思うけど、

でも、やっぱり治すのは自分しかいないんだと思います。

脱ステ5年目での悪化で、
かなり心は折れましたが、
でも、また1つ強い自分になれたようにも感じています。

毎日前に進むだけでなく、
立ち止まったり、後退したりと、
悩む日々も多いし、
精神的にも不安定になったりもするけど、

でも、自分の身体のことは自分が1番わかってたいし、
身体の声を聞ける自分になりたいと思いました。

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