脱ステ中は、常に痒いので、常に体のどこかを掻いている状態。
そのせいで、爪を研いだような状態になり、
爪はナイフのように尖っていました。
そうチェッカーズの歌のように♪
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脱ステ中の爪の状態 – リンパ液(滲出液)期 –
脱ステ中、リンパ液(滲出液)が多かったときは、
痒くてたまらないとはいえ、まだその後に比べると痒みがましだったので、
必ず服の上から掻くようにしていました。
体がリンパ液でぬるぬるだったから、直接触るのが気持ち悪かったっていうのもあるんですが。
でも、痒いのは痒いし、
服の上から掻くと、強く掻けないし、
というので、
親指の爪で、思いっきり力を入れて掻いてました。
それこそ、指の腱鞘炎になるんじゃないかっていうぐらいの力で。
そのせいで、気が付いたときには、
親指の爪の厚さが普段の3倍ぐらいになっていたんです。
服の上から掻いていたので、
爪の先端がぐっと押し付けられているような状態になっていたのではないかと思います。
爪をじっくり見ることなんてなかったので、
気付いたら、爪の厚さが尋常じゃないぐらいになっていたという状況で、本当にびっくりしました。
このまま続けていると、爪がおかしくなってしまわないか心配だったのと、
リンパ液期間が終わると、
服の上から掻くのでは全然足りないぐらい痒みが強くなったので、
服の上からではなく直接掻くようになり、
それからしばらくすると、通常の爪の厚さに戻っていったんですが。
脱ステ中の爪の状態 – 乾燥期 –
リンパ液期が終わり、乾燥機に入ってからは、
痒みがそれまでよりもずっと強くなり、
肌を直接掻くようになり、掻く時間も増えていきました。
そうすると、今度は、徐々に爪の厚さが薄くなっていったんです。
爪の先端に向かって、薄くなっているようなイメージ。
まさにナイフです。
そのナイフ型の爪で掻くと、体が傷だらけになるっていう最悪の状況。
爪を見るたびに、
懐かしのチェッカーズの『ギザギザハートの子守唄』の歌詞、
「ナイフみたいに尖っては~触るものみな傷つけた~」が頭の中に流れていました。
(今の若い人はわからないかも笑。 でもまさに歌詞の通りで触るものみな傷つけるような爪でした笑。)
爪で皮膚をガリガリと掻くと、
きっと爪が研がれているような状態になるんですね。
それがナイフになっていくみたいで。
そうやって先端が薄くなった爪で、また掻くので、
すぐに爪が割れたり、二枚爪になったりと、
爪自体もボロボロになっていました。
でも、痒いから掻かずにはいられないんですよね。
ナイフ型の爪で掻いたら痛いし、傷だらけになるし、
なんだけど、
でもそんな爪でも掻いていました。
おすすめの爪切り
凶器のようなナイフ型の爪をなんとかしたくて、
できるだけこまめに爪を切るようにはしていたのですが、
普通の爪切りだと、
1mm伸びたとかじゃ、切りづらいし、
しかも、切った後に爪が尖っているので、その爪で掻くとまた痛いという状況に。
そこで、
爪切りではなく、爪やすりを使うようにしました。
爪やすりだと、1mm伸びただけでも、削ることができるし、
しかも削ったあとがなめらかなんです。
爪やすりにも、ステンレス製のもの、ガラス製のもの、ウレタンと研磨材とでできているものなどありますが、
私はいろいろと使ってみて、ガラス製のものが1番よかったです。
削った後が、1番なめらかな気がします。
爪やすりでこまめに爪を整えるようにしても、
それでもやっぱり掻くと、すぐにナイフのように尖った爪になってしまうんですが、
でも、爪切りで切るよりもずっと爪にやさしいし、
爪を削った後にすぐに体を掻いても、傷にならないので、
爪やすりは本当におすすめです。
アトピーさんで、爪の悩みを抱えている人って意外と多いと思うので、
爪やすりは必須アイテムだと思います!
まとめ
私は、元々どちらかと言えば爪は弱い方で、
厚みも薄く、
二枚爪になることも多かったのですが、
脱ステを開始してから、
自分の爪のもろさをさらに感じました。
タンパク質、ビタミン、ミネラル、鉄などの栄養素が足りていないということもあるのかもしれませんが。
そういった栄養素を積極的に採っていくのはもちろんですが、
現状の状態でも少しでも不快をなくすための工夫の1つが爪やすりでした。
爪やすりを使い始めたら、もう爪切りには戻れません!
もし、爪がナイフのように凶器化してしまって悩んでいる方がいたら、ぜひお試しください。
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