出産後も仕事は続ける?妊娠後の生活の変化と出産後の生活の変化

仕事

妊娠・出産は女性にとって、とっても大きな大イベント。

自分の母親も経験していることだし、
周りの友人で経験している人もいるかもしれません。

ただ、みんなが同じような経過をたどるのではなく、
妊娠も出産も人によって違う部分がとっても大きいです。

自分自身が妊娠したら、どのな妊娠生活を送ることになるのか、
そして産後は?

残念ながら、こればっかりは、実際に経験してみないとわからないと言わざるを得ません。

ただ、私自身の経験、そして私の周りの友人たちの経験をかき集め、
できるだけ妊娠・出産についてイメージできるように記事を書いていきたいと思います。

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妊娠したら生活はどう変わる?

まずは、妊娠です。
(妊活については、ここでは省略します)

妊娠するとすぐに体調に変化を感じる人も多いです。

眠くなったり、体がだるくなったり。
風邪のような症状が出る人もいます。

そして、悪阻(つわり)が始まります。

悪阻は、1日に何度も吐くぐらい辛い人もいて、
中には入院するほどひどい人も。

ただ、逆に悪阻が全くない人もいます。

悪阻がそれほどひどくない人であっても、立ち仕事は辛いと感じる人が多い印象です。

悪阻の症状としては、二日酔いのような気持ち悪さが一日中続き、
何かを食べると吐いてしまうような症状の人と、
常に何かを食べていないと(空腹になると)気持ち悪くなるような症状の人が多く、

悪阻=気持ち悪い・吐く

というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

また、私の場合はそれに加え、
風邪のときに体を動かすのがしんどいのと同じような症状もありました。

私の場合は、気持ち悪さよりもしんどさの方が辛かったですね。

ちょっと動くだけでしんどくなり、ソファで寝転んでしまうような状態。
椅子に座っているのもしんどく、すぐに横になっていました。

そのような状態になってしまうと、会社で仕事をするのは難しいです。
しかも、会社まで近いならまだしも、満員電車に揺られて通勤するとなると、本当に辛い。

私自身は、会社に状況を説明し、
とても会社に出社できる状態ではないことを理解してもらって、
悪阻がひどい時期は会社を休んでいました。

他にも、切迫流産と診断され、安静を指示されるような人もいます。
その場合にも、仕事は休まなくてはいけなくなりますね。

独身の頃は、
出産後は仕事ができるのだろうか?と漠然と考えていましたが、

出産後だけでなく、妊娠中も、
妊娠前と同じように仕事をするのが難しい場合があるなんて、全く考えもしませんでした。

でも、実際には、
妊娠中の体調の変化で、
それまでと同じように仕事ができない場合も多いんです。

しかも、悪阻が1か月程度でおさまる人もいれば、産むまでずっと悪阻が続くという人も。

そういったことを、事前に知っておくことはとても大事だと思います。

出産後、生活はどう変わる?

出産後は、赤ちゃんのペースに生活が変わります。

「おなかがすいた」と泣く赤ちゃん。
「さみしい」と泣く赤ちゃん。
「眠たい」と泣く赤ちゃん。

(眠たいなら寝たらいいのに、と思うのですが、赤ちゃんはうまく寝ることができないことも多いんですね。)

赤ちゃんは泣くことでしか何かを訴えることができない上、
自分では何もできません。

それらの要求に応える生活が始まります。

赤ちゃんは昼も夜も関係なく泣きますし、
それに付き合うママは寝不足。

生まれたばかりの赤ちゃんが成長するにつれ、
少しずつ昼と夜の区別がつくようになり、生活リズムができてきますが、
多くのママが仕事復帰する、1歳頃の子どもはまだまだ手がかかる時期です。

ママにべったりの時期なので、
そばにママがいないと泣いてしまったり。

1歳だと、子どもの体のことを考えると、夜は早く寝かせてあげた方がいいので、
早く寝かせようと思うと、
それまでに晩ご飯とお風呂をすませなければいけません。

でも、子どもは親の思い通りには動いてくれないので、
晩ご飯を食べさせるだけでも、
お風呂に入るだけでも、
かなりの時間がかかってしまいます。

朝も同じ。
自分だけなら、朝起きてから家を出るまで30分でできたとしても、
子どもを起こして、オムツを変えて、着替えさせて、ご飯を食べさせて、
としていると、1時間半もかかってしまったり。

それだけ、何をするにも時間がかかるようになるので、
常に時間に余裕をもって準備しなくてはならず、
どうしても仕事に割ける時間は短くなってしまいます。

さらに、
子どもは体調を崩すことも多いです。

保育園に通い始めた頃は特に。

子どもが体調を崩すと、保育園には預けられないので、
仕事は休まなくてはいけなくなってしまいます。

私自身、子どもができるまでは、
昼間は保育園に預ければいいから、
その間、普通に仕事ができると思っていたのですが、思っていた以上に大変でした。

出産後も仕事を続けるためには?

出産後も仕事を続けるためには、ある程度の妥協も必要だと思っています。

全てを完璧にすることはできないので。

例えば、
・仕事内容を見直す(仕事内容を減らす)
・家事の手を抜く
・家事・育児を誰かに助けてもらう
など。

仕事の時間をできるだけ確保したいのであれば、
家事や育児に関しては、
手を抜いたり、誰かに助けてもらったりすることが必要だと思いますし、

逆に、家事や育児に時間を使いたいのであれば、
仕事の負担を減らすことを考えなければいけないでしょう。

私の場合は、両方を行いました。

仕事に関しては、
妊娠・出産前は、残業も多く、さらに出張も多い仕事だったのですが、
残業も出張もしなくてすむよう上司とも相談し、仕事内容を減らしました。

それは、これまで築いてきたキャリアを後退することになり、
また、自分がやりたい仕事とは違う仕事内容になることになったのですが、
それに関しては諦めました。

もちろん、残業などの急な対応ができない分、会社の上司や同僚、後輩にも迷惑をかけることになりますが、
それも仕方がないと割り切っています。

家事で手を抜けるところは手を抜きましたし、
実家が車で15分程度の場所にあるので、
母親に頼れるところは頼りました。

両方の両親ともに近くには住んでおらず、
身近に頼れる人がいないような場合は、家事サポートを利用したりすることもできますね。

出産後も仕事を続けるためには、
仕事も家事・育児も、両方とも、
人に頼れるところは頼り、
自分ができる範囲以上のものはやらないという判断も、必要となると思います。

旦那さんが仕事の融通がききやすい場合には、
旦那さんにも家事・育児をサポートしてもらうこともできるでしょうけど、
まだまだ男性がそういったことをするのは、日本では難しいように感じます。

私の旦那の場合も、
出張が多い仕事だし、出張がないときにも、
帰宅するのは夜の22時以降で、子どもはもう寝てしまっている時間。

やっぱり、仕事をセーブするのは女性となってしまうことが多いですよね。

仕事が好きな人なら、仕事をセーブするというのは辛い選択。

私も、自分自身が本当に納得できるようになるまで、とっても時間がかかりました。

でも、新しい命を育てていくことは簡単なことではなく、
それは母親となった責任でもあるし、
やっぱり子どものことは大切だし、
少しずつ、納得できるようになり、
今では仕事をセーブする選択をしてよかったと思っています。

妊娠・出産しても、
子どもを育てながら仕事を続けていくことは大変だし、
それによって制限せざるをえないことも多いですが、

でも、
子どもを育てることで自分が成長することも本当に多いです。

もし、出産後も仕事を続けるかどうか悩まれているなら、
まずは、仕事を減らすことはできないのか、上司と相談してみてほしいと思います。
なかなか理解のない会社の場合は、受け入れてもらえないかもしれませんが、そういう場合には、自治体などで低価格でサポートを受けられないかというのも検討してみるのは1つの方法だと思います。

自分1人ですべてやろうとせず、頼れるところを探してくださいね。

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