経産婦だと、1人目のときの経験があるから、
初産婦のときよりも冷静に出産に臨めるのではないか・・・・
なんて思っていたのですが、
実際のお産は、夫によると、引くぐらい叫んでたらしいです(自分ではそこまでの意識はなかった笑)。
そんな2人目出産についてのレポをお届けします。
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出産の兆候
出産の兆候はおしるしから始まりました。
出産予定日の1週間ほど前でした。
1人目の出産のときにも、おしるしから出産までは1週間以上かかったので、
今回もすぐにはお産にはならないだろうと思っていました。
1人目のときには、出産予定日が4月3日と、
学年の境目付近だったために、
早く生まれてほしい、いやいや4月に入ってから生まれてほしい、
と、かなり生まれる日に対してナーバスになっていたのですが、
2人目は予定日が11月だったので、特に出産日に対しての思いはなく、
いつでも好きなときに生まれておいでーと思っていました。
とはいえ、
臨月に入り、出産予定日が近づくと、
いつ生まれるのだろうとドキドキする日が続きます。
そのドキドキに疲れてしまって、
もう早く生まれてきてーーーなんて思ったりはしていましたが。
上の子は当時1歳7か月。
実家が車で15分程度の距離にあり、
出産後はしばらく実家にお世話になるつもりだったのですが、
まだ上の子が小さいので、生まれる前に実家での生活に慣れておいた方がいいと思い、
出産予定日の2週間ほど前から実家に帰っていました。
これで上の子のことも、自分自身も準備万端!
いつ生まれてきてもいいよー状態でした。
陣痛の始まり
おしるしから約1週間後、いよいよ陣痛が始まりました。
陣痛らしきものを感じたのが深夜1時半頃。
すぐに15分間隔になったので、病院へ連絡。
まだ痛みはそれほど強くはなかったけど、経産婦だということで、
準備をして来てくださいと言われ、
なんだかんだと準備をして、
母と一緒に3時半頃に病院に到着しました。
長男は、もちろん寝ている時間だったので、
父にお願いして家を出ました。
病院に着き、内診してもらうと、
赤ちゃんは下りてきているけど、子宮口がまだ後ろの方にあるからまだ時間がかかりそうと言われてしまいます。
病室で陣痛が強まるのを待つ
一旦家に帰されるということはなかったものの、
まだ少し時間がかかりそうだからと病室で待機となりました。
そして、陣痛間隔は10分まで短くなったものの、
その後、少しおさまってしまいました。
母は、父が仕事に行かなくてはいけないので、
長男の面倒を見るのを父と交代するために、一旦家に帰ります。
ここで、1人目出産のときのトラウマが出てきました。
1人目の出産では、微弱陣痛が続き、
結果、入院から出産まで3日も苦しんだんです。
そのときの出産レポはこちら↓↓

このときと同じように、また微弱陣痛が何日も続いたらどうしようという恐怖から、
とにかく陣痛が進んでほしいと、病室内を歩き回りました。
動いた方が陣痛が進むという知識をネットから仕入れていたので。
10~15分間隔で陣痛はくるものの、
なかなかそこから間隔が狭まらない。
陣痛の強さも強くならない。
このままではヤバイ。
という焦りが大きく、
痛みがあるときにも無理して動き続けました。
そのかいあってか、少しずつ陣痛が進み、
15時半には、子宮口6cm、陣痛間隔8分に。
そこで陣痛室に移動します。
その頃には、夫、長男、母も病院に来てくれて、
一緒に陣痛室に移動しました。
そして、16時半に陣痛間隔3分に。
いよいよ分娩室に移動です。
いよいよ分娩室へ→絶叫
立ち合い出産を希望していなかったので、
1人で分娩室に移動。
痛みが強く、
1人じゃさみしいなんてことも感じる余裕もなく分娩台にのぼりました。
そこからは、
夫曰く、絶叫する声が響いていたとのこと。
自分では、そんなに絶叫したつもりはないのですが、
でも叫んでいたようです。。
1人目のときには、微弱陣痛が続き、
そのまま吸引分娩で生まれてきたので、
MAXの陣痛を経験したのが、このときが初めてだったんです。
陣痛が痛くて痛くて。
「いたーーーーーーーーーいーーーーーーー」
って叫んでいたのは覚えています。
その後、助産師さんが破水させてくれ、
じわっと生暖かいものを感じると、
「いきんでいいですよー」とのこと。
1人目のときには、吸引だったので、自分でいきんで産んだという実感もなかったこともあり、
いざ「いきんでいいですよ」と言われても、
どうしていいのやら、かなり戸惑いました。
でも、痛いのMAXでもう我慢ができない。
とにかく早く終わってーーーー
という思いで、
いきんでみますが、
なかなか出てきてくれません。
その間も、ずっと痛みはMAX。
「いたーーーーーーーーーいーーーーーーー」
って絶叫していたんでしょうね。
今すぐやめますって何度も何度も、何度も言いたくなりましたが、
そんなこと言ってもやめられるわけがないこともわかっていたので、
叫んで発散するしかない状態。
赤ちゃんのことを考える余裕なんてなく、
早く終わってー
誰か助けてー
ってそんなことばっかり思っていました。
今から思うと、
もう少し赤ちゃんのことを感じてあげられたら、辛さもましになったのにと思うのですが。
それは、3人目出産時にようやくわかったことなので、まだこのときには余裕がなかったんです。
そんなこんなで、
赤ちゃんをなかなか出してあげることができず、格闘しましたが、
分娩室に入って約1時間後の17時50分頃に赤ちゃんが誕生しました。
赤ちゃんの頭が出てくる瞬間の痛みは、まさに鼻からスイカ!
もう裂けるーーー
こんなでかいの出てこれないーーー
もう無理無理ーーーー
なんて思っていました。
本当にやめたかった。。。
痛すぎて意識とびそうだった。。。
でも、頭が出てしまえば、
「あとは力を抜いて」と言われ、
するすると出てきてくれました。
と言っても、肩の部分が出てくるときに、もうひとつ痛みがありましたが。
出産直後は、
無事に生まれてきてくれてよかったという思いと、
でもそれ以上にようやく痛いのが終わったという安堵でいっぱいでした。
本当に痛かった。
やっぱり夫の言う通り、絶叫していたんでしょうね。
でも、そのときは絶叫することが恥ずかしいなんてことは考える余裕もなく、
とにかく叫ぶことで痛みを発散しようとしていたのかもしれません。
夫と長男と母は、陣痛室で待機していたので、
分娩室の扉と、陣痛室の扉と、扉が2つも間にあるのに、
それでも聞こえてくる絶叫に、
かなりとまどったでしょうね。
長男は、まだ1歳7か月でなんだかよくわかっていなかったようで、
私の絶叫の声が聞こえても、こわがったりはしていなかったみたいでした。
それはよかったことなのですが。
そして、無事に生まれてきた後は、
夫たちも分娩室に来てくれました。
私は涙が溢れたんですが、
今から思うと、夫の顔は少しひきつっていたかもしれません。
あの絶叫はなんだったんだっていう笑
感動どころじゃなかったのかもしれませんね。
絶叫が強烈すぎて笑
まとめ
1人目の出産は、微弱陣痛が続き、
吸引分娩となったので、
2人目の出産は、経産婦といえども初めて経験することも多く、
陣痛MAXの痛みも初めての経験でした。
赤ちゃんが出てくるときの痛みも、
1人目のときには、完全に体力がなくなっている状態で産んだので、
痛みにも鈍感になっていたんだろうなと思います。
だって、2人目のときには、こんなに痛いの初めてーって思いましたから。
1人目のときのことを思うと、
2人目の方が楽なお産だったとは思いますが、でも痛かった。
とにかく痛かったということが印象に残りすぎているお産でしたが、
でも、本当に無事に生まれてきてくれてよかった。
出産って命がけって言われますが、
まさにそうだと思います。
お腹の中にいる十月十日の間も、
母は、体の変化や心の変化に日々耐え、
そして出産を迎える。
本当に命ってかけがえのないものですね。
私の場合、
2人目の出産では、赤ちゃんの様子を気にかける余裕も全くなかったんですが、
3人目の出産では、それが少し感じられるようになります。
その3人目出産レポはこちらの記事をどうぞ↓↓

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